昨日の夜、母が「マクリの匂いがする」といいました。
マクリとは、漢方薬のひとつなんだそうです。
部屋中探していたら、父が一言「セロリの匂いじゃないん?」。
おお…セロリって、漢方薬っぽいんだぁー!
マクリって何でしょう?
調べてみました。
フジマツモ科マクリ属の紅藻で、別名カイニンソウ(海人草)。
大西洋、地中海、紅海、インド洋などに分布、海底や珊瑚礁に生育する。
マクリは、回虫の駆虫薬として使われたそうです。
昔、小学校でギョウ虫が流行った頃、
マクリの煎じ汁(茶色い液体だそうです)を飲んだとか。
すごく苦いんですって!
うーん…。
セロリは確かに薬っぽいような匂いといわれれば、
そんな気もしてきました。
でも、まさか、私の大好きなセロリが、
苦いというマクリと似た匂いだったとは…!
昨日は、わさわさ茂っていたセロリの葉を調理したんです。
普段はセロリの葉っぱはサラダにちょっと混ぜたり、
煮物のアク取りに使う程度で、ほとんど捨ててしまっていたんです。
でも、今回買ったセロリは、あんまり沢山あるんですもの、
捨ててしまうのは、あまりにも勿体ない!
そこで、葉っぱを摘んで、炒め煮にしました。
作り方も簡単に。
●セロリーナ(菜)の炒め煮●
葉っぱは適当に切って、ごま油で炒める。
砂糖と、だし醤油を入れて、炒め煮にする。
汁気が飛んだら、カツオブシと煎りゴマを振って出来上がり。
セロリーナ(←勝手に命名:セロリの葉の事)を煮込んだ匂いが、
漢方薬っぽくなっちゃったのでしょうね。
でも、味は美味しかったですよ。←セロリ好きなら
弟も、ご飯にドッサリかけて、かっこんでいましたもん(笑)
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